2010年8月29日日曜日

掃除でできる共生

今日から数日に分けて僕の考えるそうじ観をシェアしようと思います。

今朝ラジオで生物多様性の事を話していました。

蝶の幼虫はある特定の植物しか食べないそうです。
栄養的にはどの植物を食べてもそこまで大きな差はない。ではなぜか?
それは、『他の生き物と住み分けをする事で無益な争いを避けている』そうです。

虫でさえ自分の食の範囲を限定し、他の生物と共生して生きているのに、
人は人同士で争い共生するのが難しかったりする。

これはムシできない課題かなと思っています(一応だじゃれです)


自分のことを考えて事を進めるのは大切な事だと思います。
ただ、みんなで共通の心を大切にすることも必要なのではないかと思っています。


僕は東京に来て初めてお世話になったのが掃除の会社。
辞めた理由は洗剤や汚水をそのまま流す事に心が痛み、
我慢できなかったのです。(その会社が悪いといっている訳ではないです)

で、当時は辞める事で問題を解決した気になっていました。
でもそれは問題から逃げていただけで、問題は何も解決していない事に気がつきました。

汚れがひどくなると強力な洗剤を使う。
それは時間と利益と手間の関係もあり、現実的にそこに考えが収まってしまうのは当然だと思います。

しかし、それで問題は解決しないことに気付き、
そうじの家庭教師を始めました。

僕は娘が産まれる前から今まで、約一年毎日掃除をしました。
そこで気付いた事は、大概の汚れは水とぞうきんで『簡単に落ちる』ことでした。


実践してきて感じたことは、

日々手を入れる、心を込めることで、モノを大切にできる。
モノを大切にすると、感謝の気持があふれる。
感謝の気持が溢れると、家に来てくれる人達が喜んでくれる。
家に喜びと感謝が溢れる。
というサイクルが起こっていることです。

疲れて帰ってきて休まる家、コミュニケーションがあり心通う家族、
これができている今と、できなかった過去では雲泥の差があるように思います。

僕が今体験していること、やってきたことを皆さんにも覚えてもらえたら
幸せな人、家庭が増えるのではないかと思っています。


話しは共生に戻りますが、掃除で検索したり、
洗剤を買いに行くとよく目に留まるのが、殺菌・除菌の二文字。

僕がいつも疑問に思うことがあります。
それは果たして、殺菌・除菌することで、菌がなくなるのでしょうか?

殺菌した後、数週間、数ヶ月と放置したら元の状態に戻るのが普通ではないでしょうか?

そう思った時、本当の解決策は、『悪玉菌が住みにくい環境を維持すること』
ではないかなと思いました。

これぞ共生ではないか!?と思いました。


良い菌も悪い菌も殺さず、お互いに共生する環境をこちらが用意すること。

では、悪玉菌が住みにくい環境を作るにはどうしたら良いか?

続きはまた明日シェアしますね。

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